トナカイン本舗

いのちとこころと向き合う現場での日々、大切な家族との日々を綴っていきます

出逢いの奇跡。辛い人間関係を解決する方法。

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こんにちは。トナカインです。

昨日は、縁が合って知り合った方と食事に出かけてきました。
近日、お菓子教室を開業するという彼女。

私とは違う価値観や想いに触れさせていただいて、素晴らしい時間を共有させていただき、トナカインもまた、大変温かい気持ちをいただきました。

そんな、ほっこり良い気分の道すがら、「人と人が出逢う確率」というあるお話を思い出しました。

 

それは、数理統計の専門家が人と人が出逢う確率を算出したところ「200京分の1」(万→億→兆 の次の単位が「京」)という数字を導き出し、この数字を一言で表すとするならば?と聞かれたところ、「奇跡としか言いようがない」と答えたというものです。

 

生きていく上ではどうしても人と関わらざるをえないことが多く、人の数だけ問題があると言われていることも事実です。それぞれ違う個性を持った個人と個人の複雑なお付き合いの中で、心を病んで一人閉じこもってしまう生き方を選ぶ方、そして表面上は明るく笑顔で振舞っていても、心の中は不安や迷いでいっぱいで、自分に嘘をついて浅い人間関係を保つ方も…。

 

それでも、人間関係で悩む方のお話を伺っていると、深いところでその人が本当は、自分にはないその誰かとの関わりを、とても深く求めていることが伝わってきます。愛されたい、認められたい、でも上手くそれを満たすことができず、また、満たす方法もわからずに、相手を責めるか自分を責めるか、どちらかを繰り返して生きてしまう。

 

そんなときは感情をいったん脇に置いて、「この人との出逢いを通じて、私に何を教えてくれているのだろうか?」と問いかけてみていただきたいです。「200京分の1」という奇跡が、出逢わせてくれた意味。どんな学びが、その中に隠れているのかを、書き出してみることでハッとする瞬間が必ずあります。誰になんの答えを求めなくても、自分の中から答えが見いだせる。人にはそんな力がもともと本来、平等にそなわっているのです。

そうして、出逢いの奇跡がもたらしてくれたものに気がつくと、人間関係の問題が文字通り氷が解けるかのごとく氷解していく奇跡を何度も目の当たりにしています。

 

 人と人が出逢うこの確率、奇跡という観点でその出逢いをもし捉えることができたなら、そしてそんな奇跡だからこそ、そのことが自分にとって「何らかの愛をもって与えられたことなんだろう」いう前提で捉えてみたのなら、人を責めるか自分を責めるか、その限られた選択の中で苦しむことはとてももったいない、とお伝えしたいです。

辛い人間関係も、何かの愛のメッセージ。

その上で、そこに留まるか、抜け出す選択をするかはおのずと見えてくることであり、どちらが正いか、間違っているかは他人が決めることではないのです。

 その時はどうか、自信をもって、行動されてください。

 

 それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。今日の記事も苦しんで悩みを抱えるどなたかのお役にたてば嬉しく思います。

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